Sydney の概要 シドニー滞在記 ホームへもどる 

海外在住の経験どころか、海外旅行もほとんどしたことがなかった私にとっては、入国当時はもう 何もかもが未知との遭遇の連続でした。ここではまず最初にかなり大雑把なシドニーの特徴を 紹介します。

「シドニー」という名が指す場所

Sydney(シドニー)はオーストラリア最大の都市ですが、首都は250km南西にある Canberra(キャンベラ)で、国の政治の機能はすべてCanberraに集約されているため、Sydney自体は 「国の政治をやらない首都」という感じです。

TownHall(タウンホール)駅に隣接した市役所(これがまさにTownhall)を中心に、北はハーバーブリッジ、 南は中華街(HayMarket:ヘイマーケット)、東はWoollomooloo(ウルムル)、西はDarling Harbour(ダーリングハーバー) という半径約2km程度の小さな部分がCityと呼ばれるSydneyの中心街です。アメリカ式だとダウンタウンと呼びそうなものですが、 オーストラリアではシティーと呼びます。

ハーバーブリッジから見たシティー方面。

行政的なSydney市はCityのさらに一部分で500メートル 四方くらいの大きさです。シドニーの人口は約400万人と言われていますが、その場合は周辺 地域の人口もカウントしていると思われます。ちなみに周辺地域はサバーブ(Suburb=郊外) と呼ばれていて、電車だとシティーから30分くらい、バスだと45分くらいの範囲に人口が 集中しています。

人口だけで比較すると横浜市(約350万人)と同じくらいですが、横浜の場合は周辺都市からの 人の出入りがあるためSydneyよりもはるかに混雑しているように感じます。なので街中の混雑具合で 比較するとSydneyは札幌市(約180万人)くらいのように感じられます。

物価と給与水準(2004年11月現在)

2004年11月現在で、為替レートは、1豪ドル=約80円前後で推移しているかと思います。 物価の水準を考えれば、多少のズレがありますが、大体が$1=¥100の計算で日本の感覚に 合います。

例えば、缶ジュース1本$1.20、ビール350ml入りのビンが$2.20〜、レギュラーガソリン $1.10くらい、といったところです。 高いのは賃貸住宅、工業製品一般、電車運賃、中古車、サービス全般、あとは日本食レストラン (安いところもありますが ^^;)。 安いのは果物と肉類くらいでしょうか。トータルで考えるとシドニーの物価は決して安くありません。

比較対象 シドニーでの値段
(円換算)
東京での値段
(筆者判断)
ジュース 350ml $1.20 (\96) \110 - \120
ビール 350ml $2.20-$2.80 (\180-\330) \220
ガソリン 1リットル $1.10 (\90) \90 - \110
電車基本運賃 $2.20 (\180) \130 - \140
中古車(15万キロ走行) $5000〜 (\40万〜) 相当の名車以外は売れません

逆に、東京の物価は高いと言われていますが、円が高いのと平均的な会社員の給料もまだまだ高いので 収入に対する生活品の物価は決して高くはありません。平たく言えば、日本の場合「モノが安い」と いうことです。

それに比べて給与水準は、とにかく貧富の差が顕著です。エンジニア職などの専門職は、内容にもよりますが、 一般に高待遇が期待できます(年収$40,000〜$120,000)。逆に、オフィス外のいわゆる肉体労働的な職だと、 年収$30,000以下で一生を終わる、ということもあるようです。詳しくは、 Manachanさんのページをご覧ください。 旧来の日本企業のように退職金制度や交通費の支給などもないため、これはかなり厳しいです。 昨今の日本の企業もこのような米国式の給与体系へと徐々にシフトしているようですが、 何とも大変な時代になったものです。

人種のるつぼ

なんか社会科の教科書のようなタイトルですが、特にSydneyでは本当にいろいろな国から移住してきた 人が多いです。一番はイギリス(当たり前?)、その次が中国(香港、台湾も含む)、あとはイタリア 、ニュージーランド、アメリカが多いようです。

日本人は約1万人と言われていますが、学生やワーホリも 入れるとその数はもっと多くなると思います。うれしいことに、それらの国々から移住してきた人たちが独自 の文化を持ち込んでいるので、オーストラリアという一国に居ながらにしていろいろな国の文化に触れる ことができます。

特に各国のレストランはかなり本格的で、その国に行かなくても十分にその味を堪能 できます。日本食レストランは、やはりお寿司屋さんが圧倒的に多いですが、焼肉屋さんやラーメン屋 さんも繁盛しているようです。 そんな背景があるからか、驚いたことにオージーのほとんどは器用に箸を使うことができます。 箸使いを注意されたことのある方は、渡豪の前に是非ヤミで練習されることをお勧めします。


カラフルな寿司。日本ではなじみのうすいアボカドや生の刻みニンジンなどを巻いたものも多い。マグロよりもサーモンが人気でおいしい。だいたいどこに行っても見栄え重視でとてもカラフル。一番手前の海苔巻(?)にはトビッコがまぶしてあります。

水族館でのひとコマ。フグのコーナーですが、「日本人は毒のあるこの魚を食べる」と言いたいからなのか、なぜか寿司のモデルが・・・
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