豪州の家電と電気事情 シドニー滞在記 ホームへもどる 

オーストラリアに来てからは、いかに日本が工業先進国であるかということをいやというほど 思い知らされました。

自国で生産する能力が低いオーストラリアでは、工業製品はほとんどを輸入に頼っており、また、少ないながらも自国製品を保護するため輸入には高い関税をかけています。そのため家電を始めとする工業製品は一般に高価で、物価を考慮せずに計算しても、日本で売られている製品の2世代くらい前の製品が1.5倍から2倍くらいの値段で売られています。

デンキ@オーストラリア

オーストラリアで家電を買うと高い上に時代遅れなので、運送手段が許せば日本で買って持ってくるというのもひとつの手です(買って1年以内の新製品は持ち込むと関税がかかりますのでご注意ください)

しかしどのガイドブックにも載っていることですが、豪州で日本の電気製品を使うには制約があります。以下、オーストラリアの電源状況です。

日本 オーストラリア
電圧 110V 240V
周波数 50/60Hz 50Hz
プラグ A型 O型
テレビ映像方式 NTSC PAL

これはすなわち、日本でお使いの電化製品を持ってきても、そのままではまず使えません。

それでも、がんばれば使えるものもあります。


A→O変換ソケット

オーストラリアの家庭用電源形状

変圧器(トランス)
上左の写真は日本のA型プラグをオーストラリアのO型プラグに変換するソケットで、ノートパソコンなんかはほとんどの場合、これ1コあれば日本のものをそのままオーストラリアで使えます。日本の電気屋さんでも200円くらいで売ってますので、旅行や出張前には持っておきたいものです。ヒゲソリの充電器もこれで大体OKです。

真ん中の写真は家庭用電源の形状で、3相に見えますが、下の端子はただのアースなので、あまり気にしなくてOKです。プラグ側に端子がないものもあります。差込口にスイッチがついているのが面白いですよね。ちなみに右側の電源がON、左側がOFFの状態です。

一番右の写真は我が家の心臓(?)、日本から運んできたトランス(変圧器)です。これがあればたいていの電気製品は日本から持ってきても使えます。でも値段も高く、確か2万円くらいだったと思います。しかも非常に重い(5、6kg)。簡易型の安くて軽いトランスもありますが、電気製品の電子回路を故障または誤動作させる、またはまったく動作しないこともあるらしいので、買う前にお店の人に良く相談しましょう。

筆者の経験上、日本からもってくるべき家電製品はズバリ、
・ノートPC ・・・学生なら必須?
・電気ガマ ・・・コメの美味しさが全然違います。要トランス。

持ってきてもどうしようもないのは
・テレビ ・・・そもそも周波数帯が違う。
・ラジオ ・・・同上。海外旅行対応製品は可。
・ビデオ ・・・映像変換方式が違う(PAL対応なら可)。
・DVD ・・・オーストラリアのソフトが見られないことも。
・洗濯機 ・・・排水形式が日本と異なるため、排水できないことも。

日本人の大好きな(筆者も好きですが)、ウォッシュレットは残念ながら一般の電気屋さんでは手に入りません(扱っている日本人の業者さんもあります)。施工も大変だと思いますが、ウデに自信があればトライしてみては?

強い"メードインジャパン"、追う韓国製品

先日CDウォークマンを探しに行きました(いまどきCDウォークマンなんて日本じゃ買わないですよね。英会話教材がCDだったので・・・。)

デザインがカッコイイものやリモコンで全部操作できる多機能なものはだいたい日本製で、一番安いブランド(国籍不明)の3倍くらいします。

韓国ブランドのサムスン、LGはかなり健闘していて、値段は抑え目で多機能なのでオーストラリアではかなりポピュラーです。実は我が家のビデオデッキもLG製だったりします。

個人商店?

日本で電気屋さんといえば、「ヤ○ダ」や「コジ○」みたいな量販店を連想しますが、オーストラリアにはそれほどの規模の量販店はありません。有名どころで言えばHarvey Norman(ハービーノーマン)Dick Smith(ディックスミス)ですが、どれも「街の電気屋さん」のイメージです。品揃えもデパートの家電コーナーと大して変わりはありません。

逆に言うと、日本がすごすぎるんですね。2,3kgもあるノートパソコンや、どでかいウォークマンをいまだに持ち歩くオージー達は、家電にはあまり感心がないのかもしれません。

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