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Sydneyの中心 Hyde Park(ハイド・パーク)から、サーフィンで有名なBondi Beach(ボンダイビーチ)
まで14kmを走る市民マラソン。
招待選手も含めてオーストラリア内外から毎年約5万人は参加すると言うこのイベントに、
会社でたった$25の参加費を出してくれるというだけのお安い誘いに乗って、筆者も参加してきました。
距離はすべて14kmですが、カテゴリーは3つに分かれていて、第一グループ(赤チーム)は前年の
大会で100分を切った人と招待選手(招待選手のゼッケンは緑色なので彼らはやっぱり緑チームと
呼ぶべきか・・・?)のみというスパルタンな体育会の人向け。第二グループ(青チーム)
は、そこまでストイックじゃないけどやっぱり走ってゴールしたい人向け。第三グループ(黄色チーム)
はもう遠足気分で何時間かかろうが、友達とおしゃべりしながらお菓子を食べてひたすら歩く人たち。
私は会社で参加者の取りまとめをしていた女性からそう聞いたのです。
申し込みは事前申し込みのみで、当日の変更はできません。私は悩みました。体力には自信がある
けど運動らしい運動はここ最近やってない・・・。前年の記録はないし、当たり前だけど招待選手
でもないのでもちろん赤チームは不可。青チームで黄色の人たちに抜かれるのは情けないし、
かといって最初から黄色では、遠足気分の人たちの後ろからスタートするとなった場合スタート
ラインまで到達するのに何分かかるかわからない・・・。しかしここは初チャレンジということで、
悩みながらも筆者は「黄色チーム」にてエントリーしたのでした・・・。
大会一週間前。当日の詳しい案内とゼッケン番号が郵便で届けられました。参加者が多いのでスタート
も時間差で、赤チーム、青チームのスタートの後に、黄色チームは20分遅れのスタート。もちろん
修正タイムで記録されるのですが、なんとなく最初から相手にされてない気分(実際そうなんですが)
・・・。そしてゼッケン番号は48000番台!5万人の参加者のうち、私の前にはスタートの時点
ですでに4万5千人以上のランナーがいる!それを考えただけでかなりやる気がなくなってきました。
それでも一応トレーニングは続けてはいました。そんなに若くもないので・・・。
事前エントリーとは言え、やはり当日のスタート前は2時間も前から受付が始まります。郵便で送ら
れてくるのはゼッケンの番号だけなので、当日は受付でゼッケンそのものを受け取らなければなり
ません。どうやら受付の順番でスタートポジションは早い者勝ちらしいという情報を手に入れた私は、
早起きして受付開始時刻の午前8時に現地入りしたのでした。
しかしそれでもポールポジションはとれず、すでに200人くらいの黄色チームが集まってました。
シドニーの8月は、東京で言えば3月くらいの気温で、朝だと結構冷えるのです。案内のパンフレット
には、「手荷物は、当日受付で預けておけば、ゴール地点までトラックで運びます。貴重品はバム
バック(日本語だとたぶんウエストポーチ?)を身に付けて走るのがよいでしょう。受付をすませて
からスタート時刻までは、捨ててもいいような服を着て、スタート前に路肩へ捨ててください。
これらはチャリティーへ寄贈されます。」と書いてありました。
・・・ああ、そうだったのか。この間引越しした時に要らない服は捨てちゃったしな・・・。
でもとても半袖一枚にジャージのズボンでは寒くて待ち時間を耐えられそうにありません。仕方なく、
まだ新しいけど安物のフリースを着て行き、手荷物を預けてスタート時刻を待つことにしました。
スタート地点の道幅は3車線の広い道路なので、真中へんの人たちは路肩まで服を捨てに行こう
にもなかなか大変だろうな〜などと考えながら待っていたら、突然、空から服が降ってきました。
私の隣の人の頭上に落下したのです。そうです、誰かが、代わりに捨ててくれと言わんばかりに
頭越しに投げてきたのです。隣の人も、最初わけが分からず困っていたようですが、すぐに察した
ようで路肩の方へ高く放り投げました。でもそれも届かず、また誰かの頭の上に落ちてました。
これ日本だったらケンカになるかも知れないな〜と思いながらも、その10分後には私の安物
フリースも同じ軌跡を描いてチャリティーへ寄贈されました。いくらお祭りのような大会だからと
言って、何も言わずいきなり他人の頭の上にものを投げつけるなんてかなり失礼な気がしますが、
こういうノリを受け入れるということも豪州で生活するのに必要な技術なのかも知れません。
前置きが長くなりました。しかしそれというのも筆者自身がレースに参加したためレース中はあまり客観的な分析をする余裕がなく、しかも結構真剣に走っていたのであっというまに終わってしまったというのが正直な感想なのです。特筆するとすれば、やはりその参加人数ですね。前述の通り、3グループのうち最後のスタートとなるグループだったため、走っても走っても人、人、また人・・・。それはちょうど週末の行楽地から帰路へ向かう高速道路のようなもの。渋滞とまでは行かないんだけど本当に抜いても抜いてもきりがありません。だからといってペースを落として歩いてしまうと今までの努力が無駄になります。
結局ゴール直前になってもその傾向は変わらず、人の渋滞に巻き込まれながらもゴールしたのでした。
ゴールも渋滞で、ゲートでタイムが書いてある紙を渡され、それに自分のゼッケン番号のシールを貼り付けて提出し、後でそのゼッケン番号を元にして修正タイムを出す仕組みになってます。修正後のタイムは目標だった90分を大きく短縮して70分台が出ました。これで来年は晴れて赤チームからエントリーできそうです。

誰も居なくなったスタート地点(1) |

誰も居なくなったスタート地点(2) |

賑わいを見せるゴール地点 |

沿道から |

ゴールのゲート。まだ早いので空いてます。 |
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やれやれ、終わった |

翌々日の新聞に全員の順位がでます |

参加賞のメダル。金メダル取った訳じゃないです。 |
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