2時間で行けるシドニー (郊外ドライブ特集) シドニー滞在記 ホームへもどる 
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気候が比較的おだやかで晴れの日が多いシドニーは、一年中観光シーズンと言っても過言ではないでしょう。

今回はちょっと足を延ばして郊外へドライブして、シドニーからクルマで片道2時間程度で行ける定番スポットを紹介します。

まずはレンタカー

道路は日本やイギリスと同じ右側通行・左ハンドルなので、ほとんど同じ感覚で運転できるのがオーストラリアの良いところです。日本で国際免許を取ってくれば一年間は有効ですので、車の運転が嫌いでなければ是非レンタカーを借りて郊外へドライブしたいものです。ずっとシドニーに居れば狭いとしか感じませんが、郊外へ出ればオーストラリアの広大さが実感できます。


シドニー空港(国内線)はレンタカー激戦区。大手だけでもハーツ、スリフティー、バジェット、エイヴィス、ユーロカーと、よりどりみどり。予定が決まっている場合はインターネットで予約をしておけば簡単で確実。

これ以上省略できない超テキトーな地図(笑)。
まあどこもだいたい車で2時間くらいの距離だと考えて下さい。

レンタカーの借り方や車の運転での注意事項に関しては、また別の特集を予定してますのでお楽しみに。ここではガイドブックでも有名なワインの里ハンターバレーや世界遺産のあるブルーマウンテンズを紹介します。

ワインの里・ハンターバレー

日本でも一時期ひそかなブームとなった(らしい)オーストラリア・ワインは値段も手ごろで美味しいと評判で、本場のフランスからも研究者や学生がくるほどらしいです。

シドニーから最も近い生産地は北へ約160kmのところにあるハンターバレーという地方で、最初のワインの生産はなんと1820年代に始められたそうです。

ハンターバレー地方は地図で見ると上下(北と南)の二つに分かれており、それぞれUpper Hunter(アッパーハンター) とLower Hunter(ロウワーハンター)に分かれています。一番の大きな街はLowerのCessnock(セスノック)で、大きなワイナリーが集中しています。Upper Hunterは、「通」が行く隠れ家的なワイナリーと、出荷用の瓶詰めまでやっている大きな工場がある地方で、目的のワイナリーに着くまで山道をかなり走ることもあります。

時間がない場合はCessnockを拠点にしてワイナリーを数件見て回れば、かなり気持ち良く・・・いやいや、飲酒運転はいけません。ドライバーの方は味見程度でお願いします。余談ですがNSW州の法律では、ビールにして1時間でグラス一杯までは合法です。しかし、有名な観光地なので家族連れも多いですからやはりいつも以上に気持ちを引き締めたいものです。

お酒が飲めない人も、チーズ工場やチョコレートショップなどが隣接しているワイナリーもありますので、ハンター地方の澄んだ空気でリフレッシュできることでしょう。筆者の独断ですが、山梨県の清里や長野県の軽井沢に似ている感じがします。


Cessnock 入り口

Cessnockのインフォメーションは飛行場のすぐ隣りです。ここは必ずチェック!

訪れるだけで清々しくなるハンター地方

ちょっとしたおみやげ屋さんも

ワイン工場見学も出来ます

テイスティングは常に人がいっぱい

尚、Upper Huter周辺ではカンガルーが出てきますので、山道に入ったらスピードの出しすぎに注意しましょう。シドニーで借りるレンタカーにはアニマルバンパーが付いていないことの方が多いので、万が一大きなカンガルーに衝突してしまったら、人もクルマも相当なダメージを受けます。

「知ったか」ワイナリー講座

アルコールなら何でも好きな筆者ですが(本当はビールが好きなのですが・・・)、今回は「知ったか」情報として、ワイナリーでのテイスティングを紹介します。

まず、気になる料金ですが、これはなんと無料です。グラスも出てきます。日本のワイナリーででてくるようなテイスティング用の銅でできたアレ(名前が思い出せません・・・)を買う必要もありません。ただし、シドニー市内でも買える銘柄のものは、ワイナリーの運営費なのでしょうか、シドニーで買うよりも少し割高に設定されています。せっかくなので、ハンターバレーでしか買えない銘柄を探しましょう。

テイスティングでは、メニューも一緒に見られることがほとんどですので、予算を決めておけばさほど困らないでしょう。ボトル1本にして$10 〜 $50くらいまでとまちまちですが、筆者個人の基準としては、1本$15前後で、飲みやすいワインを買えればそれでOK、と決めてます。シロウトなんだから、白が好きか、赤が好きか、飲んでみておいしいか、おいしくないか、それだけで決めればいいんです。そういう気取らない飲み方ができるのもオーストラリアワインの良いところだと勝手に決め付けてます。

そのうち、シドニー滞在記でもワイン特集をしたいな、と思いつつ・・・。

世界遺産のブルーマウンテンズ

北海道の知床が世界遺産に指定されましたね。こちらブルーマウンテンズも知床の雄大さに勝るとも劣らないすばらしい景観で都会の喧騒に疲れたあなたを癒してくれます。

ブルーマウンテンズの中心はカトゥーンバと呼ばれる小さな町。もちろんここで特集しているからには片道2時間なので、有名な観光名所の「スリーシスターズ」を観光しても日帰りで悠々とシドニーへ戻れるのですが、できればカトゥーンバで一泊してじっくりと自然の息遣いに触れたいものです。

スリーシスターズ(Three Sisters)はその名の通り、「三姉妹」の意味。段違いに3つ並んだ巨岩は、アボリジニの伝説で、その昔山賊から逃れるために魔法使いに頼んで姿を岩に変えてもらったものの、魔法の杖が紛失してしまい人間に戻れなくなってしまったというもの。だから、パンフレットや看板には、「あなたが魔法の杖を見つけても、決して彼女たちを人間に戻さないで下さい。ブルーマウンテンズから観光名所が消えてしまいます。」なんてことが書いてあったりします。

有名なスリーシスターズ。
展望はエコーポイントから。

また気のせいかもしれませんが、ブルーマウンテンズまで行くと、オーストラリアの森林独特の香りがします。これはシドニー近郊でも森の近くへ行くと感じるのですが、実はこれ、ユーカリの葉から何か油のようなものが出ているらしく、これが空気中に大量に漂っているのです。空気中の油の粒子が太陽の光に当たると、青い色を強く反射します。だから、ブルーマウンテンズは天気が良い日には本当に文字通り「青い山」に見えるのです。

前置きが長くなりましたが、森林浴好きの方にはブッシュウォーキング、高いところが嫌いでなければスカイウェイ(観光用に並行に張られたロープウェイ)もオススメです。カトゥーンバからちょっと奥地へ入ってLithgow(リスゴー)まで行くと、1890年代の炭鉱時代に活躍したZigZag(ジグザク)という蒸気機関車に乗ることもできます。

どうです?日帰りでシドニーに戻るには、ちょっともったいない気がしませんか?

(2005年11月6日追記)
ほぼ2年ぶりにブルーマウンテンズを観光してきましたのでちょっとだけ写真をアップしました。
ケーブル・ウェイ、レール・ウェイはあなたを谷底まで連れて行ってくれます。乗り場は現在のところスリーシスターズが見えるエコーポイントから車で移動しなければなりませんが、2005年12月には、スカイ・ウェイのエコーポイント駅ができるそうです。なのでオススメコースは、まずスリーシスターズを見て、スカイ・ウェイでケーブル・ウェイ/レール・ウェイの乗り場へ渡り、レールウェイで谷へ降り、ちょっとだけブッシュウォーキング(約20分)してからケーブル・ウェイでまた上がり、またスカイ・ウェイでエコーポイントまで戻る、というものです。全部に乗れるフリーパスは、大人28ドル、子供15ドル。

久しぶりに訪れた感想は、ちょっと近代化されすぎちゃった感じ。まあ、観光地なんてどこもそうかも知れませんが。


ケーブル・ウェイ。レール・ウェイがちょっと苦手なあなたにオススメ。

レール・ウェイ。出発時なぜかインディージョーンズのテーマが・・・

スカイ・ウェイ。2年前は鳥カゴみたいなチャチな作りだったのに今はとても立派。

LothgowのZigZag。
1日2,3便しかないので注意。

気分はすっかり1890年代。

スカイウェイから見たブルーマウンテンズの渓谷。


イルカと遊ぶ ポートステファンス

ワインや渓谷も良いですが、シドニーはやっぱり海が似合う土地です。
Port Stephens(ポートステファンス)は、海とそのまわりに広がる砂丘の町。海外旅行の定番(?)とも言えるドルフィン・ウォッチングは、なんと、「イルカが見えなければ全額返金します」の保障つき。確かに、強気に出るだけあって、見える見える、実は飼ってるんじゃないかと疑ってしまうほど。

また、残念ながら下の写真にはありませんが、ここは砂丘(Dune)も有名で、4WDのクルマで走り回るツアーやスノーボードのような板に座って砂丘を滑り降りるアトラクションもあり、ここもなかなか、一泊する価値は十分にあります。(くどいようですが、ここで特集しているからには片道2時間なんですけどね。)


ボートのこんな近くまでイルカが!

西洋人ってなんで何をやってもサマになるんでしょう(悔)。ボートに乗ってた単なる親子連れなんですが、思わず撮ってしまいました。

ボートの外側がなんだか騒がしいと思ったら、ネットを張り出して子供に開放しているのでした。

帰り道、何気ない道路脇の風車。オーストラリアでは割とよく見かけます。


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