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オペラを見たり、ブリッジクライムやディナークルーズも楽しいけれど、お金をかけるばかりが観光じゃありません。
ここでは現地生活者ならではの、観光の穴場を紹介します。
このページの目標はずばり、「10ドル(約800円)以下」です。まだまだこれからも随時更新していきますのでお楽しみに!
| Pylon Lookout (パイロン・ルックアウト:ハーバーブリッジの橋脚展望台) |
ハーバーブリッジはSydneyの観光名所としてあまりにも有名で、アーチの部分に登るブリッジクライムツアーは大抵のガイドブックで紹介されているのでご存知の方も多いでしょう。ちなみに先日のオリンピックの聖火リレーでもブリッジクライムしていました。
ところが、このブリッジクライム、必ず事前申し込みが必要な上、作業服や命綱までつけなくてはならず、なかなかお手軽には行けません。しかも値段が高い。。。余談ですが先日、世界中の大きな建造物に無断で登ることで有名なあるフランス人男性がハーバーブリッジにも挑戦し、見事成功(?)して逮捕されてました。
筆者もブリッジクライムには参加したことはないので単純比較はできませんが、ここで紹介するPylon Lookout(パイロン・ルックアウト)でもその展望を十分に楽しめます。ハーバーブリッジには歩道もついていて、橋の上の歩道に展望台の入り口があります。橋脚自体は4本ありますが、展望台として使われているのはこのうちオペラハウスに一番近いもの1本だけです。
ロックスから入る場合は、HARRINGTONストリートにある看板を頼りに登っていくと、CUMBERLANDストリートに登り口があります(下の写真参照)。ミルソンズポイント駅から行く場合は、ハーバーブリッジに階段で上ってオペラハウスが見える側の歩道を歩いていくと分かります。
気になるお値段は、2003年頃に値上がりして現在は$8.50です。日本円だと700円くらいでしょうか。土日も含めて毎日営業してますが、営業時間が10時から5時までと短いので、特に夏はまだ明るいのに閉まってしまいますから注意してください。
何を隠そう、この「シドニー滞在記」でも、ここから撮影した写真は幾つかあります。
中はちょっとした博物館にもなっていて、おみやげ屋さんもあります。展望台の部分は最上階でエレベーターはついていないので、お年寄など体力的に厳しい人はおみやげ屋さんや展示を見ながら上がっていった方がよいでしょう(若い人はまず大丈夫です)。
橋の話題で面白いのが、下の写真でも紹介している、「永遠に終わらない塗装」です。年中潮風に吹かれている鋼鉄製のハーバーブリッジは、耐食塗料によってサビから守られています。この塗料、橋の端から端まで塗り終わった頃には、最初に塗った方の端の塗料が古くなるのでまた最初から塗り直していくそうです。それをずーーーっと続けているんですね。100年以上の歴史がある橋だけあって、お色直しも大変なようです。

これがパイロン(橋脚) |

ロックスからはこの看板が目印 |

ここが橋への登り口 |

ハーバーブリッジには歩道もあるのです |

入り口に到着 |

「コラッ!あぶない!」
建設当時の再現モデル |

ブリッジクライムやってる人が見えます |

展望台からCity方面 |

トップページのオペラハウスは実はここから撮影したのでした |

橋の歴史のお勉強 |

永遠に終わらない塗装 |

イメージビデオを見て締めくくり |
ダーリング・ハーバーの端にあるOutback Centre(アウトバック・センター)(下写真左)は、オーストラリアのノーザンテリトリー準州の観光案内所がシドニーに出店しているようなスタイルで、おみやげ屋さんや旅行カウンターがあります。そこで毎日3回(午後1時、3時、5時)開催されるディジェリドゥー(didjeridoo)のフリーコンサートは、誰でも無料で見られるのでオススメです。ディジェリドゥーとは、オーストラリアの先住民族アボリジニーが吹く長い笛のような楽器で、太くて長いユーカリの枝でできています。吹くと「ディ〜〜ジェリドゥ〜
ディジェリドゥー〜〜ウ」と聞こえるのでこの名前がついたと言われます。
筆者も挑戦したことがありますが、これがなかなか難しいのです。唇をよく湿らせて、唇がぶるぶる震えるように「ぶう〜〜」っとやるのが基本で、それを自分の口をディジェリドゥーに突っ込んだまま「ぶう〜〜」っとやると、「でぃゅ〜〜〜ん」という感じの低い独特の音になるわけです。人前で演奏できるくらいの人は、息継ぎなしでずっと音を出せます。これは、口から息を吐きながら鼻から空気を吸っているという高等技術で、逆にこれができないと話にならないくらい大切な技術なのです。
演奏者はもちろん生粋のアボリジニーで、残念ながら日本語での説明はできないものの、分かりやすくてフレンドリーな英語は、さほど支障にならないと思います。バックには壮大なオーストラリアのイメージがスクリーンに映され、それにあわせてディジェリドゥーの独特な音色が会場を包みます。どうやらディジェリドゥーはオーストラリアに棲んでいるいろいろな動物たちを音で表現しているらしく、たとえばディンゴやカンガルー、ワニなどが曲の中に出てくるのがなんとなく聴いていて分かります。そういえばコアラは出てこなかった気がしますが、それは鳴き声や動作に特徴のある動物じゃないと、音では表現できないからなのでしょうか?会場では参加者の質問コーナーもありますので、行かれた方は是非質問してみてください。
コンサートは約30分。旅行に申し込んだりおみやげを必ず買わなければならないなんてことはないので、お気軽に。でも、ディジェリドゥーもそこで売っているので、コンサートを観た後はついつい買いたくなってしまうかも知れません。

アウトバックセンター |

アボリジニの生演奏 |

スクリーンにはエアーズロック |
サーキュラーキーとロックスにはさまれた好ロケーションに位置するMCA(Museum of Contemporary ART: 近代美術館)は、無料で楽しめます。
その名の通り近代アートを展示してあり、絵画や彫刻などの「いわゆる美術館」とはまったく異なり、音と映像、さらには空間そのものを使ったアートは見る者の想像力をかきたてます。筆者は凡人なので言葉では説明できませんが、それを見て何かを理解しようとするのではなく、受け入れて想像することが大事なのかと。そんなにわか芸術評論ができるのも無料ならではの気軽さでしょう。
展示品は3,4カ月おきに入れ替わります。館内は撮影禁止のため残念ながらここでは外観のみの紹介です。営業は毎日10時から5時まで。

ロックス側入口
左手にはハーバーブリッジが |

正面入り口内部 |

おみやげ屋さんも充実 |
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